Cさんとお別れしてから、会った事がもう一度だけありました。これは時期的に昼の最終食事デートの前です。
イタリアンレストランを予約しました。
Cさんに教えてもらったファッションで挑みました。
緊張しながらたどたどしい会話をしていたと思います。
その時お店にはもう一組カップルがいて会話が弾んでいました。
女性の方がとてもはきはきとしゃべっていました。
楽しそうで羨ましかったののを覚えています。
そこでも私はまだ不安を抱きながらいました。
もうフラれているのに逆転しないとと空回りしていたと思います。
結果的に大逆転は起きずにただ食事をして終わりといった流れでした。
そしてその日お別れしてから後で気づいたのですが、
その日Cさんが来ていた服は以前私がプレゼントした洋服だったのです。

これが一番の失態でした。
思えば服を褒める余裕すらその時はなかったのだと思います。
結果的にダメでしたが、結局ダメなのには理由があって、経験不足です。
素直にその場で振る舞うことが私にはできないので、演じるしかないのです。
感情をその場で表現出来たらどんなに幸せでしょう。
人前で喜怒哀楽を表現すればとても気持ちがいいと思います。
それができる人は学生時代からモテてきたと思います。
私はそれが出来なかったので。
素直に喜怒哀楽を表現する人を横目で見ては羨ましいと思った学生時代でした。
大人になってそれが変わるわけではありません。
それが出来ないのでどうするか。演じるしかないのです。
Cさんを刺す言動は出来ませんでしたが、
会話の中から私の経験とすることが出来ました。
時間が経って言わんとしていたことが何となくわかる気がしてきました。
今思えば、Cさんは僕よりもレベルが高いのに、わざわざ降りてきて私を引き上げようとしていたのだと思います。
そういう時に効果的なのは演技ではなく、素で喜怒哀楽を表現することだと思います。

